マイホーム購入での頭金の考え方や貯め方について

マイホームを購入したいけど、頭金はどのくらい必要になってくるかなど考えると、なかなか購入の決断ができない方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。そもそも頭金とはどう考えればいいのでしょうか。

頭金とは、貯金がいくらあるかということではなく、貯金の中からどのくらいの金額を頭金として現金を支払うことができるかが重要となります。たとえば、貯金のうち、引っ越し費用や生活費、子育て費用などとして残すと考えた金額に貯金をあてたいと考えており、マイホームを購入する際にお金を支払わない場合は頭金が0円ということになると考えましょう。

頭金の相場について

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頭金を貯金をしたいけど、いくらくらい貯蓄すればいいかがわからないという方は多いと思います。では実際に、マイホームを購入する場合の頭金のはいくらくらい考えればいいのでしょうか。最近の一般的な頭金の金額は、概ね、マイホーム額の2割と言われています。ご自分が購入したいと考えているマイホーム価格の2割を目安に貯蓄を始めるといいのではないでしょうか。

頭金がない場合のリスクについて

マイホームを購入するときに頭金が0円でも購入することは可能です。しかし、その場合はいくつかのデメリットがあると考えて以下のようなことに注意しておきましょう。
・返済するローンの額が多くなる
・手数料や保証料が高くなる
・ローンの返済がきつくなって売却しようとしても、ローン残高が残ってしまうことが多い

頭金を十分貯蓄することはとても大変なことです。そのため、頭金なしでの購入に魅力的に感じてしまう方も少なくないでしょう。ですが、リスクがあることも考えれば、できるだけ頭金を用意した状態でのマイホームを購入がベストな購入といえるかもしれません。

では頭金をどうやって貯めればよいのでしょうか!?

マイホームの購入資金を貯めるときに考えるべきことは、どんな貯蓄方法を利用するにしても、元本保証され、いつでも解約できるということが大切です。

《財形貯蓄》
勤め先に財形貯蓄制度があれば頭金を貯蓄する方法として検討してみてもいいのではないでしょうか。財形貯蓄には「一般財形貯蓄」・「財形年金貯蓄」・「財形住宅貯蓄」の3種類があります。マイホームの頭金を準備するのであれば「財形住宅貯蓄」を利用し、財形年金貯蓄と財形住宅貯蓄を合計して元利合計550万円までが非課税になるため有効的といえるでしょう。積立期間は、原則5年以上となりますが、マイホーム取得のために解約する場合には5年以内でも解約が可能となっています。ただし、取得するマイホームについては床面積が50平方メートル以上あること、契約者本人の所有名義分があることなど、いくつかの条件がありますので気をつけて検討されるとよいでしょう。

《財形利用者だけの特別融資》
財形貯蓄のメリットとして、一般財形貯蓄・財形年金貯蓄・財形住宅貯蓄のどれかを1年以上継続している、残高が50万円以上あるなどの一定の条件を満たせば、財形住宅融資という特別融資を受けることができます。財形住宅融資は、公的ローンの代表格である「フラット35」と同じ、住宅金融支援機構のローンです。5年固定金利で、最高4,000万円まで融資を受けることができ、全期間固定の「フラット35」と組み合わせてローンを組むなど住宅ローンの選択の幅も1つ広がるのではないでしょうか。

まずは専門家に相談してみましょう。

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今回は住宅ローンの頭金や貯蓄方法について合わせてお話しさせていただきました。長く付き合う、大きな買い物のマイホームだからこそ、ご自分に合った無理のない住宅ローンの選択が必要です。ご自分の年収や条件に合ったマイホームや貯蓄方法などについて1度専門家に相談してみるのもよいでしょう。幅広い視野で、適切なアドバイスをもらえるかと思います。

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