金銭面からみた一戸建てとマンションについて

そろそろ住宅購入を検討している方は一戸建てか、マンションかの検討から始めるのではないでしょうか。もちろん、初めからどちらにするか決めている方もいるでしょう。ですが、どちら選ぶにせよ、それぞれメリットやデメリットがあります。それらをよく検討したうえで、ご自分や家族に合った住まいを探すのがよいでしょう。

一戸建てのメリットについて見てみよう!!

・管理費や修繕積立金、駐車場代などがかからない
・土地部分の価値があるため、資産価値が残る
・一戸の家としての独立性があり、また、騒音面などでも、プライバシー面でも優位性がある
・自由に増築や建て替えができる

一戸建てのデメリットについて見てみよう!!

・同じ立地条件だとマンションよりも物件価格が高い傾向がある
・空き巣や放火などの防犯面を意識する必要がある
・日照面、害虫面、保温面、などで優位性に劣る場合がある
・修繕費は自分で貯める必要がある

マンションのメリットについて見てみよう!!

・同じ立地条件だと一戸建てよりも物件価格が安い傾向にある
・保温面、日照面、害虫面などで一戸建てよりも優位性がある場合が多い
・将来の修繕計画などがしっかりされている
・防犯面での優位性は高い

マンションのデメリットについて見てみよう!!

・管理費や修繕積立金、駐車場代などの負担がある
・騒音など一戸建てよりも気遣いなどが必要である
・管理組合などへの参加義務がある

 

《金銭面から見てみよう》

一戸建ての方がマンションよりも物件価格が高くなってしまう傾向にあります。やはり、管理費や修繕積立金などがかからないのは一戸建ての大きなメリットといえるでしょう。毎月、住宅ローンの他に3~6万円程度の負担があるかないかでは、30年とか40年といった長期になると大きな金額になるでしょう。もちろん、一戸建ての場合は、将来の修繕費を自分で貯めなければならないので、必ずしも一戸建てのほうが有利だと断定できませんが、それなりの優位性は感じられるように思います。
資産価値について
一戸建ての土地部分は築年数が経過しても土地としての価値は残ります。マンションの場合では、建物部分と土地部分を分離して売却することができないので、築年数の経過にしたがって資産価値は下がってしまうのは仕方ありません。

 

いかがでしたか。ここで見たメリット・デメリットは、あくまでも一般的に挙げられるものです。実際には、立地条件や物件の規模など、その物件ごとにメリット・デメリットが異なってくる可能性があります。そのため、これらの点を踏まえたうえで、さまざまな物件を調べながら検討することが必要になるでしょう。これから住宅購入の検討をする方は、一戸建てとマンションのどちらかを限定せずに、いろんな物件をみてからの判断でもいいのではないでしょうか。実際の物件を見ていく中で、ご自分とご家族にとって選ぶべき項目やあきらめようと考える項目が少しずつ見えてくるのではないでしょうか。

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