購入前に知っておこう!住宅購入後のトラブル

購入前に知っておこう!住宅購入後のトラブル

購入後に予期せぬトラブルに巻き込まれることも

column_article_img

例えば、マンション購入後に、生活の負担になるようなトラブルが起こってしまった場合にどう対処したらよいのでしょうか。ご近所とのことですから、我慢した方がいいのか、誰に相談するべきなのかなど、事前にいろいろな知識を知っていることは大切かもしれません。

** マンションの上の人がドタバタうるさいとき ***

管理組合を通して、全居住者向けに呼びかけてもらうことができます。その場合は、管理組合の名前で、張り紙や文書などで騒音への注意を促してもらいます。全員へ促すことで、個人的トラブルは防げます。また、管理組合や管理会社などに間に入ってもらい、住人同士で話し合いもよいでしょう。下の階に迷惑をかけていることに気づいていないケースもあります。もし、話し合いの中でも改善しないときには、弁護士などの専門家に相談も検討しましょう。

これから新築マンションを購入しようと考えている場合には、遮音性能を十分に確認するのがいいでしょう。中古マンションなら、実際に上の階の部屋に住人がいる時間帯に現地に行って、音の聞こえ方などを確認してみるのもよいでしょう。

** 上から雨漏りしてきた場合 ***

column_article_img
水漏れの原因が何かを調べましょう。天井からの水漏れであれば、上の階からの漏水が考えられます。管理員に立ち会ってもらうなどして、上の階の住人に確認するとよいでしょう。上の階の漏水トラブルが水漏れの原因であれば、原則として上の階の住人に損傷してしまった家財道具などの損害を請求することになります。
一方、上階に漏水の原因がなかった場合には、給配水管が腐食・劣化して漏水した可能性が考えられます。その場合、上階の部屋の床下にある給配水管を調べる必要があります。管理組合と上階の住人に協力してもらい、専門家に調査を依頼することで原因を特定しましょう。共用部分の給配水管からの漏水が原因であることがわかれば、修繕費用や家財道具の損害については、マンションの管理費や修繕積立金から支払ってもらえるはずです。

購入後の生活も相談承ります。

住宅は購入がゴールではありません。専門家に相談のもと、安心した暮らしを手に入れられたらいいですね。
相談できる相手がいるだけで、暮らしは豊かになる可能性が高くなるでしょう。

住まいのコンサルタント事例紹介

Copyright (c) 2015 - 2016 株式会社住まいのコンサルタント. All Rights Reserved.