定年後の住宅ローン
定年後の住宅ローンにご注意を
定年後に住宅ローンの支払いが続くご家庭は意外とあります。収入が減る中、どう支払っていけるのかなどはきちんと考えてローンを組まなくてはなりません。将来の家計をしっかり把握しないでの住宅購入程怖い事はないでしょう。住宅ローンは長く支払いが続くため、もしかしたら、生活環境も変わるかもしれません。そんな日に慌てないよう、ある程度しっかりとしたライフプランを立てることは今後の生活に重要なことになるでしょう。
「住宅」「教育」「老後」の3大資金
例えば、旦那さんの年齢が70歳まで住宅ローンの返済があるとします。収入が高くても、お子さまが小さいと、旦那さんの年齢から「住宅」「教育」「老後」の3大資金を同時に賄わなければならず、厳しい側面もあるでしょう。
★ 少しでも節約意識を
①「団体信用生命保険」に加入している場合、生命保険での死亡保障は減額しても大丈夫なのか。
保険を上手に見直しすれば、家計費の負担も減る可能性があります。
②家族のお小遣い・携帯代などの毎月の支払いはどうでしょう。家計の負担を軽くするためにはきちんと把握、検討したいものです。
ご夫婦で力を合わせてライフプランを
ライフプランの支出は、お子さまの教育費が本格化するころに収入が大幅に減ることに注意しましょう。大学進学費用は、子ども1人につき私立大学4年間の学費に相当する500万円が目標になります。また、老後は公的年金の不足分として、3000万円は確保しておきたいといわれます。退職金を踏まえながら資金確保を目指したいものです。
子育てが一段落したら奥さまも収入を得ることができれば、先細りする家計にとって頼もしい存在となります。ご夫婦で力を合わせて将来のライフプランをたててみてはいかがでしょうか。必ず、将来の役にたつでしょう。