住宅購入後に後悔しないために考えること

購入後に後悔しないために

すまこん3
住宅購入は人生の中でそう何度もあることではありません。そのため、購入時につい無理をしてしまったり、不動産会社の方の勧めることで任せきりにしてしまい、購入後に後悔されてしまう方も少なくありません。一生の大切な買い物だからこそ、購入後に後悔しないためにも、ご自分で出来る限りの知識は少しでも身につけれればと思います。

購入時の周辺環境のチェック

住宅購入後に意外と後悔されることの1つに周辺環境があります。買い物や病院施設など生活をするうえで欠かせないことがあります。また、子育てをされている方などは、周辺の治安や暮らしやすさなどを気にされる方もたくさんいらっしゃいます。各自治体によって、子育てへの制度などに違いもあるようですので、確認されてみるのもいいのではないでしょうか。

住まいの資産価値について

もし、独身時代にマンションを購入しようと検討されている方は、ご自分が住まなくなったことも想定しての購入がよいでしょう。アパート代を払っているならと投資にもなるとお考えの方がいるのですが、他の方に貸す、売却などを検討された場合の今後の資産価値を把握していなければ、マンション購入が今後の生活を圧迫しかねませんので、将来設計をしっかり行ったうえの購入がよいでしょう。

購入時にかかる諸費用の負担が家計を圧迫

不動産を購入するときに、物件の支払いの他に諸費用がかかるのを忘れてはいけません。基本的には現金での準備になるでしょう。もちろん、諸費用部分についても融資可能な住宅ローン商品も増えていますが、引越し代などの費用も含めて、あまりローンに頼ることのない資金計画が大切です。
一般的に新築物件では、物件価格の3~7%、中古物件では、物件価格の6~10%を目安に考えると良いと言われています。また、中古物件には、通常仲介手数料がかかるため、新築よりも多くなるのが考えられますので、購入時の諸費用が家計を圧迫する原因にならないように準備する必要があるでしょう。

購入後のリスクの1つに金利があります!!

返済方法の選択によって、借り入れした住宅ローンの金利の支払う合計金額が違ってくるかと思います。ご自分にあった支払い方を選択することが、今後の住宅維持のためにも、オーバーローンにならないためのも重要なことになってくるのではないでしょうか。

2つの返済方法のメリット・デメリットを知ろう!

《元利均等(毎回の支払額が一定額の返済方法)》
メリット
・毎回の返済額が一定額のため、出費の計算や返済計画が立てやすい。
・元金均等返済に比べて、返済開始からしばらくの間は毎回の返済額が少なくなる。
デメリット
・元金均等返済に比べて、返済金の総額が多い。
・元金均等返済に比べて、返済開始からしばらくの間は元金の減り方が少ない。

《元金均等(元金の返済が均等で、毎回の返済額のうち元金に充当する部分が一定)》
メリット
・毎回の返済額は、返済が進むほどに少なくなる。
・元利均等返済に比べて、返済金の総額が少ない。
デメリット
・返済開始からしばらくの間は毎回の返済額が多きい。
・金融機関によっては取り扱っていない場合がある。

住宅ローンの返済方法はご自身で選択しなくてはいけません。ローンの返済期間は長期間になりますので、しっかりと資金計画を立てるようにしなければならないでしょう。

住宅ローンの返済金額の変更について

返済を延滞してしまう前に金融機関に相談し、返済条件の変更を申し出るとよいでしょう。失業もしくは2割以上収入が減った場合、金融機関によっては最長15年間の延長に加え最長3年間の元金返済を休止することができます。また、一定期間に限り返済が厳しくなった場合でも金融機関に相談すれば、一定期間の月々の返済額を減額することができます。ですが、この期間が終えると、減額を申し出る前より月々の返済額が増えるため注意が必要です。

大きな視野をもってライフプランを

すまこん4
住宅購入は、住宅の値段だけではなく、いろいろな費用や今後の長い生活まで考えて付き合っていかなくてはなりません。大きな視野をもってライフプランを検討するためにも専門家に相談しながらが購入後の後悔を遠のける第一歩なのではと思います。

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