住宅ローンの長期間の借入で家計に占める割合は?
住宅ローンを組む前の心構えとは?
住まいは生活の中で欠かせません。購入・賃貸の選択は人それぞれですが、定年前には安心して住める場所は確保したいものです。 定年後、収入が減る中での家賃負担は、支払いが厳しいのが現実ではないでしょうか。住宅は、いざ購入となると高い買い物です。今回は少し、住宅ローンを組む前の心がまえについて考えてみましょう。
住宅ローンを考える時に気をつけるべき点
一般的に住宅ローンは長期間の借入で家計に占める割合はとても大きいものになります。返済計画を誤ると長期間にわたって家計を圧迫し、苦しい生活を続けることになるでしょう。毎月かかる費用として負担んも大きいだけにしっかりとライフプランを立てて返済計画を慎重に考える必要があります。
自己資金を視野に入れる考えもありますが、住宅ローンを組むにあたっては、次の点にも気をつけてみてください。
- ① 借りられる金額よりも、返せる金額
- ② 金利負担を検討
- ③ 手数料など全体も検討
借入限度額いっぱいで購入しようとすると?
借入限度額いっぱいの物件を購入しようと考える方がいますが、将来的に何が起きるかわかりません。結局返済できずに家を売ることになれば購入の意味がないのと同じです。事前にライフプランニングをしっかり行い、将来にわたるライフイベントとそれに伴うキャッシュ・フローシミュレーションを行えば、将来返済不能に陥るリスクを軽減することができます。
事前のシミュレーションで安心してローン返済ができるようにしましょう
また、利息の支払いは家計の重荷になります。金利が高いとより多くの支払いが必要になるため、なるべく安い金利で無理なく返済できる期間を選択されるべきでしょう。変動金利や固定金利などさまざまな種類の住宅ローンがありますので、事前にシミュレーションをしっかり行って確認されてみてください。
住宅ローンには、事務手数料や保証料などの諸費用がかかります。この諸費用は各金融機関によって異なる場合がありますので、資料を取り寄せながら、専門家に相談されるのもいいのではないでしょうか。