ファイナンシャルプランナーに相談する理由
保険料の正しい見直し方や加入方法とは?
生命保険の相談でよく聞かれるのが「更新で保険料が上がる」と言われたためと答える方がたくさんいらっしゃいます。では本当にご自身にとっての的確な見直しや加入はどうすればいいのでしょうか。
生命保険の定期保険を見てみよう!
定期保険では10年など保険期間が設定され、その期間が来たときに同じ保障内容で更新するときは保険料があがります。分かりやすく解説すると、年齢が経過した分、病気などにかかるリスクが上がるため保険料が年齢によって上がると考えてもよいでしょう。
(例)200万円の終身保険に2000万円の定期保険特約が付く場合
35歳~44歳で月々1万円程度の保険料で加入できます。ところが、45歳~54歳の更新では2万円近くに増加するのが一般的です。さらに死亡リスクが高まる55歳~64歳では4万円に達することもあります。
更新時の転換契約の提案には注意が必要です!
生命保険の更新時には、転換契約を勧められることがあります。転換契約とは、契約者に今までの契約を一旦解約させ、その解約したときの払戻金を利用するものです。ですが、転換契約をした場合には、旧契約のメリットを利用できなくなってしまう契約も多いので注意が必要です。
終身保険と転換契約の考え方
終身保険では若いころの契約が有利であるといえます。利率も加入時の保険の方が圧倒的に高いというケースもあるからです。ですが、更新の際に転換契約を行うと、何年も前に保険に加入していたことによって受けられるこういったメリットを失ってしまう可能性があるので注意してください。
第三者のファイナンシャルプランナーの活用!
営業マンはそれでも新規契約を勧めてくることがあります。本当にご自分にとって有効な転換制度かどうかなど詳しい知識のある第三者のファイナンシャルプランナーなどに確認してみるのもいいのではないでしょうか。