キャッシュフローと老後の資金を考える
生命保険文化センターが行った意識調査によれば、夫婦2人で老後を送るうえで必要とされる最低日常生活費は「20~25万円未満」が最も多くなっており、総務省の「家計調査年報」では、世帯主が60~69歳で27.7万円、70歳以上で24.0万円が必要とされています。
キャッシュフローを知ることで、将来かかるであろうお金の流れも意識しよう!!
キャッシュフローとは、簡単にいうとお金の流れのことをいいます。住宅ローンを組むうえで、キャッシュフローを作成することは、収入からみたお金の流れが細かく分かり、年間や長期的な全体を把握するのに役に立つことになるでしょう。定年後に住宅ローンが続く場合での返済を考えるうえでも、よい参考になるでしょう。
住宅購入後のかかる費用と老後の生活について
通常の生活費に加え、次のような資金がかかることも頭に入れておきましょう。
・自宅の修繕費用(戸建て平均約500万円位、マンション平均約290万円位)
・子供の結婚援助費用
・車の買い換えにかかる費用
・葬式代・予備費など
・その他、旅行や趣味などのゆとり資金
生活するうえで、お金は意外とかかるのもです。老後にまで貯めておく必要はあるお金は何千万ともいわれているのが現実です。
では、老後の生活費はどのように考えればよいのでしょうか。
老後にゆとりある生活を送るためには、「日常生活費」のほかに「ゆとりのための費用」を合せた金額が必要といわれます。
ゆとりのための上乗せ額の使途とは
ゆとりのための上乗せ額の使い道は旅行やレジャーが最も多く、次にかかる使い道としては、趣味や習い事などの日常生活費となっているようです。どんな生活が理想かは人それぞれですが、安心した老後を迎えるためにも貯蓄も視野にいれての住宅購入など、若いころからの資金計画が重要になってくるのではないでしょうか。
将来の不安の解消方法について
ライフプランやキャッシュフローなど検討するのがよいでしょう。特に住宅購入といった大きな買い物をするときはなおさらです。購入すると考えているときは、なかなか将来にまで目を向けられないものです。どのくらいの予算での購入がいいのか、家計に無理がないのかなど専門家にアドバイスをもらいながらの購入は、今後のご自分にとっての資金計画の大きな手助けになるでしょう。
ライフプランシュミレーションとライフイベント
現在の収入での家計を考えるのは意外とできるものです。考え方としては、家計簿をつけているのと同じでしょう。ですが、そこに将来をプラスして考えようとすると話しは変わってきます。ご自分にとって、ご家族にとって、いつ、どんなときにお金が必要になってくるのかは、事前に把握しておかなくてはならないでしょう。
そこで重要になってくるのが、ライフプランやライフイベントの作成です。
最近では、CMでもよく耳にするようになったライフプランという言葉ですが、どんなときに利用されている人が多いのでしょうか。実は、生命保険の加入の検討のときや、住宅購入を検討するときなどに利用されている方がたくさんいらっしゃいます。
お金についての相談は幅広い知識の専門家に相談しよう!!
将来に関わる決断をするときは、そのときだけでなく、将来も視野に入れて考えなくてはなりません。安心した、ご自分にとっての理想の暮らしを手に入れるためにも、しっかりとライフプランを専門家とともに立ててみてはいかがでしょうか。一度ご相談にいらしてみてください。